DTMで作曲する場合、音符や楽譜(五線譜)の意味はわからなくても問題ありません。
でも、今後いろんなチュートリアルや書籍などに触れる際は、最低限の知識がないと効率が悪いです。
そのためこの記事では、DTMをやるうえで最低限必要なことだけに絞って、音符・休符の読み方・長さを解説しますね。
音符・休符の読み方・長さ
音符
4分音符なら4つで1小節、8分音符なら8つで1小節分の長さになります。
補足:拍子
この記事の内容はすべて、4/4拍子の場合です。
拍子と言うのは、「どの音符を1拍として、何拍で1小節になるか」を表します。
一般的には4/4拍子で、4分音符4つで1小節になります。
変拍子というのもあって、その場合は1小節の長さが変わります。
変拍子には、3/4や9/8などがあります。
拍子は楽譜の最初に書いてあります。(途中から変わる場合は、途中にも書いてあります)
同じ音符が続く場合
同じ音符が連続する場合は、↑の画像のような形で書きます。
例:8分音符6つ+4分音符1つの場合
付点音符
みたいに、右下に「.」がついている音符もあります。
「.」がついている音譜は付点音符といって、長さが1.5倍になります。
↑の画像の場合、4分音符に点がついているので、4分音符の1.5倍の長さです。
3連符
「3」と書かれている場合は、3等分した長さを表します。
ちょっとややこしいですが……3連符は、3等分する前の音符(もともとの長さ)の半分の長さの音符で書きます。
たとえば上記画像の一番上の場合、「全音符を3等分する」を「2分音符3つ」で書きます。
また、3連符以外に5連符や6連符などもあります。
休符
休符に点がついている場合は、付点音符のときと同じで、長さが1.5倍になります。
次の記事では、コードの基礎とコードネームの書き方を解説しますね。
作曲の始め方 その5:簡単!コードの基礎
この記事では、作曲するうえで欠かせないコードの基礎を解説しています。簡単なので、ぜひ参考にして身につけてくださいね。