作曲の始め方 その14:簡単!メロディーの作り方 「4回繰り返す」が基本

作曲の始め方 その14:簡単!メロディー作りは「4回繰り返す」が基本
この記事記事では、メロディー作りの最も基本となる「4回繰り返す」について解説しますね。

※この記事では、実際にDTM(DAW)で音を出しながら進めていきます。
まだDTM環境を準備されていない方は、↓の記事を参考にしてみてくださいね。(無料で揃える方法もご紹介しています)

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メロディー作りは、モチーフを4回繰り返すところからスタート

音を聞く女性
いなりですが、DAWでピアノの音を用意して、

  • Cメジャースケール(CDEFGAB)の音だけを使う
  • 短いフレーズを4回繰り返す
に挑戦してみましょう。

鼻歌をピアノに置き換えてもいいですし、”耳ではなく目”でCDEFGABの中から音を選んで並べるだけでもOKです。

↓の音源はサンプル音源です。

メロディーのサンプル1
(クリックで拡大)

すごくシンプルですが、ここから発展させていくのが基本です。

そして、4回繰り返したこの短いフレーズをモチーフといいます。

最後の音を最後っぽくしてみる

上のサンプルは「ただ4回繰り返しただけ」で、最後まで聞いても一段落した感がないですよね。

そこで最後の音を、スケールの1度であるCに変えてみます。

メロディーのサンプル2
(クリックで拡大)

「ここで一段落です」って感じが出ましたね。

一段落した感を出したいときは、1度の音で終わらせるのが基本です。
(今後説明していきますが、1度以外でも一段落感は出せます)

コール&レスポンスを意識する

メロディーのコール&レスポンス
良いメロディーは「ただ思いついたフレーズが気ままに並べられただけ」ではありません。

モチーフが魅力的な展開しながら形成されます。

モチーフの展開のさせ方の一つに、コール&レスポンスがあります。

先ほどのサンプルを前半・後半にわけ、↓のように変えてみます。


(クリックで拡大)

この例では、4回目の最後の2音がE⇒Cと下がっているので、2回目の最後は逆にE⇒Fと上げてみました。

最初は「シンプルなモチーフを4回繰り返すだけ」だったけど、ここまで来ると物語性のあるメロディーになりましたね。

次の記事では、メロディーを構成するコードトーン・ノンコードトーン・アボイドノートについて解説しますね。

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この記事では「作曲の始め方 その15」として、メロディーをコードトーン・ノンコードトーンという視点で考える方法をご紹介しています。

この記事のまとめ

  • メロディー作りは、モチーフを4回繰り返すところからスタート
  • 最後の音を1度の音にすると、一段落した感が出る
  • 4回繰り返しを前半・後半にわけ、コール&レスポンスを意識する

次の記事では、メロディーを構成するコードトーン・ノンコードトーン・アボイドノートについて解説しますね。

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