この記事記事では、メロディー作りの最も基本となる「4回繰り返す」について解説しますね。
※この記事では、実際にDTM(DAW)で音を出しながら進めていきます。
まだDTM環境を準備されていない方は、↓の記事を参考にしてみてくださいね。(無料で揃える方法もご紹介しています)

メロディー作りは、モチーフを4回繰り返すところからスタート
いなりですが、DAWでピアノの音を用意して、
- Cメジャースケール(CDEFGAB)の音だけを使う
- 短いフレーズを4回繰り返す
鼻歌をピアノに置き換えてもいいですし、”耳ではなく目”でCDEFGABの中から音を選んで並べるだけでもOKです。
↓の音源はサンプル音源です。
すごくシンプルですが、ここから発展させていくのが基本です。
そして、4回繰り返したこの短いフレーズをモチーフといいます。
最後の音を最後っぽくしてみる
上のサンプルは「ただ4回繰り返しただけ」で、最後まで聞いても一段落した感がないですよね。
そこで最後の音を、スケールの1度であるCに変えてみます。
「ここで一段落です」って感じが出ましたね。
一段落した感を出したいときは、1度の音で終わらせるのが基本です。
(今後説明していきますが、1度以外でも一段落感は出せます)
コール&レスポンスを意識する
良いメロディーは「ただ思いついたフレーズが気ままに並べられただけ」ではありません。
モチーフが魅力的な展開しながら形成されます。
モチーフの展開のさせ方の一つに、コール&レスポンスがあります。
先ほどのサンプルを前半・後半にわけ、↓のように変えてみます。
この例では、4回目の最後の2音がE⇒Cと下がっているので、2回目の最後は逆にE⇒Fと上げてみました。
最初は「シンプルなモチーフを4回繰り返すだけ」だったけど、ここまで来ると物語性のあるメロディーになりましたね。
次の記事では、メロディーを構成するコードトーン・ノンコードトーン・アボイドノートについて解説しますね。

この記事のまとめ
- メロディー作りは、モチーフを4回繰り返すところからスタート
- 最後の音を1度の音にすると、一段落した感が出る
- 4回繰り返しを前半・後半にわけ、コール&レスポンスを意識する
次の記事では、メロディーを構成するコードトーン・ノンコードトーン・アボイドノートについて解説しますね。
