作曲の始め方 その23:簡単!2ビート、スラッシュビート、ブラストビート

作曲の始め方 その23:簡単!2ビート、スラッシュビート、ブラストビート
この記事では、メタル・ハードコアパンクで多用される2ビート・スラッシュビート・ブラストビートについて解説しますね。

2ビート

ドラマー
8ビートは、8分x8で刻むリズムでしたよね。

一方、メタル・ハードコアパンクの2ビートは、ドッタッで刻むリズムになります。

2ビート

スラッシュビート

スラッシュメタルをはじめ、デス・ハードコアパンク等でも多用される、スタスタスタスタのリズムです。

8ビートの基本パターンやDビートを、倍の速さで叩きます。

また、バスドラの位置・数、シンバルの数は自由です。

(聞き取りやすいように、ちょっと遅めにしてあります。実際はもっと早く演奏されることが多いです)

スラッシュビート
(クリックで拡大)

ブラストビート

ブラストビートはかなり多彩なのですが、

  • 2ビートやスラッシュビートを倍速にしたパターン(スネア裏打ち)
  • スネアを表で打つパターン
  • バスドラ2回・スネア1回のパターン(スネア裏打ち)
  • グラヴィティブラスト(スネアを倍叩く)
などがあります。

一つずつ見てみましょう。

2ビートやスラッシュビートを倍速にしたパターン(スネア裏打ち)

2ビートを倍速にしたパターンは、ブラックメタルっぽいですね。

ブラストビートのサンプル1
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スネア表打ち

性急な印象のパターンです。

ブラストビートのサンプル2
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バスドラ2回・スネア1回のパターン(スネア裏打ち)

昔の某ピートなんとかさんみたいなパターンです。

ブラストビートのサンプル3
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ブラヴィティブラスト(スネアを倍叩く)

某フーロなんとかさんで有名になった、スネア叩きまくりのパターンです。

ブラストビートのサンプル4
(クリックで拡大)

次の記事では、Djentを含むモダンなエクストリームメタル(ギターが4分の4拍子ではない)のドラムについて解説しますね。

作曲の始め方 その24:簡単!モダンなエクストリームメタルのドラムの基礎
この記事では「作曲の始め方 その24」として、DJentを含むモダン・エクストリームメタル(ギターのリフが4分の4拍子ではない)のドラムの基礎を解説しています。

この記事のまとめ

以上、メタル・ハードコアパンクで多用される2ビート・スラッシュビート・ブラストビートにをご紹介しました。

大雑把にいうと、↓のような印象になります。

  • 2ビート=ハードコアパンクっぽい
  • スラッシュビート=頭を振りたくなるスピード感と突撃感
  • ブラスト(2ビートの倍速)=ブラックメタルっぽい雰囲気
  • ブラスト(スネア表打ち)=USデスやグラインド味の強い雰囲気
  • ブラスト(バスドラ2回・スネア1回のパターン)=グラインド味の強い雰囲気
  • ブラヴィティブラスト=テクニカルな雰囲気

また、この記事では、シンバルはすべてハイハットにしてあります。

でも実際は、ライド等が使われることも多いです。

次の記事では、Djentを含むモダンなエクストリームメタル(ギターが4分の4拍子ではない)のドラムについて解説しますね。

作曲の始め方 その24:簡単!モダンなエクストリームメタルのドラムの基礎
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